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記事一覧
特集:名古屋の翻訳ライフ●高橋聡
特集:名古屋の翻訳ライフこのコーナーもおかげさまで連載第10回を迎えました。1年目は関東在住の男性と女性3人ずつに執筆をお願いし、過去3回は関西在住の方々にご登場いただきました。ところが、気付いてみると、その中間の東海地方にお住まいの翻訳者さんには、執筆をお願いできるほどの面識が私自身にあまりありません。そんな折、東海地方の翻訳ライフを知る絶好の機会がありました。日本翻訳者協会、通称JATはIJET(英日・日英国際翻訳会議)という年次総会を開催しています(昨年の広島大会についてはこのジャーナルでも特集記事が組まれました。http://jtfjournal.homepagine.com/eventreport/id=123)。来年は6月21-22日に東京で開催されますが(http://ijet.jat.org/ja/)、本番に向けた約9か月の間、日本各地でプレイベントも予定されており、...
海を眺めながらのんびり楽しむ翻訳ライフ●青山万里子
海を眺めながらのんびり楽しむ翻訳ライフ 青山万里子(あおやままりこ)技術系翻訳者(英日がメイン)。分野は主にIT、工業、医療機器。富山市出身、神戸市在住。大学の英文科を卒業後、予備校、学習塾、英会話スクール、企業研修などで約20年間英語指導に携わる。翻訳スクールで1年間学んだ後、2004年にフリーランス翻訳者に。今年の5月に海の見えるマンションに引っ越し、現在は海を眺めながらお仕事する日々。■ブログ:「女は翻訳でよみがえる」http://nekoblo285.blog99.fc2.com/■Twitter:@mariko_rouge(猫先生) フリーランスの翻訳者になるまで 翻訳の仕事を開始してから今年でちょうど10年目になります。翻訳の仕事をする前は、ずっと英語講師の仕事をしていました。最初は中学校の教員から始まり、その後予備校や学習塾、英会話スクール、企業研修などで英語を教えてきまし...
仕事でも趣味でもことばと格闘●国枝史朗
仕事でも趣味でもことばと格闘国枝史朗(くにえだ しろう)英日・日英技術翻訳者。南山大学外国語学部英米学科卒業後、熱収縮シールのメーカーに勤務。その後、眼鏡・サングラスのメーカー兼商社勤務を経て、1997年に翻訳業を開始。技術分野全般、エネルギー、環境、ITを中心に幅広く英日・日英翻訳に携わる。趣味は俳句と園芸。Web上のハンドル名: くにしろ(kunishiro)俳号: 国城 鶏侍(くにしろ けいじ)連絡先: kunishiro@jttk.zaq.ne.jp 東京で行われた翻訳者の勉強会に参加したときの ことです。交流会の席で、話の流れで翻訳者になった経緯をお話することになりました。その際、とても珍しいケースなのでJTFの『日本翻訳ジャーナル』に そのことについて書いてほしいと高橋さんから依頼を受けました。まさか、自分が『日本翻訳ジャーナル』に何かを書くことになるなどとは想像すらしてなかっ たので驚い...
京都で楽しむフリーランス翻訳ライフ●渡部優一
新鮮な刺激を求めて――京都で楽しむフリーランス翻訳ライフ 渡部優一(わたなべ ゆういち)フリーランスの特許翻訳者(日英・英日)。 電気・電子、機械、I T・通信、化学・医薬 など、特許明細書のほぼ全分野をカバー。 放送大学(情報コース)在学中。翻訳技 術向上に励みつつ、育成者・指導者へス テップアップ中。優秀な仲間を率いて「翻 訳業界の京アニ」を設立するのが目標。 また、価格破壊と過剰品質のダブルパン チをすり抜けるべく、「業界」がまだでき あがっていない場所の開拓も狙い始めた ところ。 はじめに現代のフリーランス翻訳者は、インターネット環境が整っていれば基本的に仕事は可能です。自宅やオフィスのみならず、その時々の気分によって、たとえばカフェや公園、ホテルなどにノートパソコンを持ち込んで仕事をする人もいるようです。 私 はこのような居住地の制約を受けないというメリットを生かして、昨年(2012年)の6月、5年間住ん...
マインドフル、フルマラソン、充実フリーランス●松丸さとみ
「マインドフル、フルマラソン、充実フリーランス」 松丸さとみ(まつまるさとみ) 英日・日英翻訳者。一部上場企業で就業後、フリーランスにてナレーション、司会業、ミュージックストアDJなどを約4年間経験。その後語学留学生としてロンドン在住時に、日本のレコード会社勤務の友人にアルバムの対訳を依頼されたのが、初の翻訳のお仕事。帰国後、編集社員として就職した会社でロンドン駐在となり、そこでの編集/翻訳の仕事を経て帰国、フリーランスの道へ。広報・マーケティング的な素材を主に扱うが、最近は書籍に軸足を置くべく奮闘中。Twitterアカウントは、@sugarbeat_jp。 こんにちは!美味しいもの仲間のマーナー摩美子さんからバトンを頂きました松丸さとみです。よろしくお願いいたします。 私 は2002年頃からフリーランスで翻訳・通訳をしていたのですが、その頃はツイッターやFacebookなどのSNSもなく、同...
「ちょうどいい」を大切に、マイペースで楽しむフリーランス翻訳ライフ●マーナー摩美子
「ちょうどいい」を大切に、マイペースで楽しむフリーランス翻訳ライフ マーナー摩美子日英・英日翻訳者。分野は一般ビジネスと心理学。カナダの大学に留学中、翻訳ボランティアに参加。卒業・帰国後、翻訳専門の派遣社員としてゲーム会社に勤務。ゲームソフトの取扱説明書翻訳を担当。半年後そのまま社員になり、取引先との契約交渉、マーケティング戦略の立案、ゲーム機の取扱説明書や保証書の翻訳などを担当。2000年、フリーランス翻訳者として独立。現在は1年前に始めたヨガにハマる日々。食いしん坊ツイート多めのTwitterアカウント: @ura_mami。 みなさん、こんにちは。前号の仙野陽子さんからバトンを受け取りました、マーナー摩美子です。どうぞよろしくおねがいします。 「フ リーランスの生活スタイルについて原稿を」とお声をかけていただいた瞬間、私はなぜか、独立して間もなかった頃の自分を思い出していました。4年半勤務...
字幕翻訳者 仙野陽子のハッピー翻訳ライフ●仙野陽子
字幕翻訳者 仙野陽子のハッピー翻訳ライフ 仙野陽子映像翻訳者(英日・日英)。主に字幕、VO。幼少の頃をニューヨークで過ごし、20歳で再度渡米。ボストンでフラワーアレンジメントの勉強後、地元の花店で修行。帰国後は旅行会社に入社。セーシェル共和国への旅行の企画・営業、社内翻訳や添乗業務などを任される。30歳の節目に新たな世界にチャレンジしようと思い立ち、日本映像翻訳アカデミーに通い始める。それぞれ半年間の基礎コースと実践コースを経て1年後に映像翻訳者としてデビュー。今年12年目。主な翻訳作品はWOWOW放送のドラマ「HOMELAND」や「CSI:NY」など。 2 年ほど前、同じ映像翻訳者の仲間に誘われてTwitterを始めました。それまでにも同じ翻訳学校を出た仲間との勉強会や交流はありましたが、字幕専門、 吹き替えなど、専門分野に違いはあっても全員が映像翻訳者でした。ところがTwitterを始める...
生活リズムは夜型ベースで時にランダム。田舎での電脳生活を満喫●庄野彰
生活リズムは夜型ベースで時にランダム。田舎での電脳生活を満喫 庄野 彰技術翻訳者(日←→英)。京都大学大学院修士課程修了(原子核工学専攻)。半官半民の組織にて高速増殖炉の開発に従事後40代末期に自主退職して現職(7年目)。翻訳では当初主にエネルギー・環境分野を受注したが、近年は原子力分野が中心。技術者時代に経験した国内外諸機関との共同研究、試験研究炉安全規制、各種技術資料の執筆・発表・査読などが現在の仕事に役立っている。首都圏から遠くに住み、インターネットを積極的に活用して情報収集/発信/交流を行っている。ブログ「技術者から翻訳者へのシルクロード」(http://blog.livedoor.jp/tiger_85_03/)Twitter: @tsubuyakimasseWeb上のハンドルネーム: あきーら 高橋さんからフリーランス翻訳者の生活ぶりを語ってほしいとの依頼を受...
フリーランス翻訳者のライフスタイル●大光明宜孝
フリーランス翻訳者のライフスタイル 大光明 宜孝(おおみや よしたか) 技 術翻訳者(日英・英日)。千葉大学工学部電気工学科卒業後(株)東芝に入社、社内の留学制度で米国MITに留学し航空宇宙工学科にて修士(MS)取得。主 に衛星通信/無線通信機器の開発技術者として勤務し、国際機関や海外メーカー等との折衝を通じ海外経験も豊富。51歳のとき退職、独立して翻訳業。航空、 通信、無線関係のほか、自動車、計測器等のハードウェアを中心に人事関係や会社の規程等も含め幅広い分野の翻訳を手がけている。 ストレスフリーの仕事スタイル 高 橋さんからフリーランス翻訳者としてのライフスタイルを記事にしてみないか、というお誘いを受け、しばし逡巡しました。「次は、翻訳仕事のペースを少し減 らし、家庭菜園のベテランでもあるというライフスタイルをお過ごしの Yoshi さんがいいなぁ」ということで、声をかけていただいたのは光栄ですが、あまり...
朝型フリーランスの優雅な(?)1日●鈴木立哉
朝型フリーランスの優雅な(?)1日 鈴木立哉(すずき たつや)実務翻訳者。一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村證券勤務などを経て現職。専門は、マクロ経済や金融分野の英分レ ポートと契約書等の翻訳。訳書に『マーケットのブラック・スワン』(実務教育出版)、『下げ相場はこうして儲けなさい』(東洋経済新報社)、『成長への賭 け』(ファーストプレス)、『マッキンゼーITの本質』(ダイヤモンド社)などがある。連絡先touch- sz@flamenco.plala.or.jp 鈴木立哉です。金融翻訳者として独立してこの9月でちょうど10年になります。主に翻訳者になり立ての皆さんがお読みになることを念頭に、編集部の方からお尋ねいただいた項目を中心に書かせていただこうと思います。 1. 全般的な生活スタイル、時間帯平日は、午前4時~4時半頃に起きます(独立してから数年間は3時台に起...